動物が会話できてその世界があったら?その楽しさを表してくれた「ズートピア」
小さい頃に、動物が会話できてその世界があるとしたらどんなことを話し、どんな世界となっているのだろう?と想像したことがあるという方は多いのではないか?と思います。
猫や犬、動物園の動物がお話しできたら私達と同じように、「今日はお客さんが少ない」と愚痴ったり、「うちの飼い主は最高だよ」と称賛したり、生活の中で色々な葛藤をもって生きているのではないか?そんな空想の世界を現実にしてくれた楽しさを持っているのがズートピアです。
アメリカ、イギリスなどの英語圏のお話ですが、日本でも大ヒット作品となり、動物に文明があったら?という想像にしっかりとはまる作品となっています。
アナ雪、ベイマックを超すほどの人気作品となっているズートピア
ディズニー・スタジオが作り出してきた名作、世界各国で空前のヒットとなったアナ雪「アナと雪の女王」は、これまでのディズニー映画の最高記録を次々に塗り替えてきた作品です。
アナ雪は興行収入460億円、オープニング初日に70億円というこれまでのレコードを更新しましたし、心温まる子供とロボットの映画「ベイマックス」もこれに近い成績を誇っています。
しかしズートピアは初日興行収入が83.3億円とあのアナ雪の上を行く作品となっています。
勿論ディズニー・アニメ作品の新作ということで、当然注目される作品となる事は多くの映画関係者が理解していました。
最初こそ話題によってヒット作の予感を示した作品は数多くあったのですが、この作品は映画関係者、評論家を満足させる中味の濃い作品となっているのです。
ワクワクドキドキ・・・本当にこんな世界があったらいいのにと思わせてくれる作品
うさぎはゴリラや虎、ライオンなどと比較すると弱くて通常肉食動物の餌食になる存在です。
でもこの映画の中では警察に所属し奮闘する姿が描かれています。
勿論うさぎなので最初はバカにされ、広告塔のような存在で全く相手にされない状態ですが、見事に自分の運命を切り開いていくこの様は、子どもに勇気を与えるだけではなく、諦めて生きている大人にも心を奮い立たせる作品となっています。
迷いながら、またもがきながらも人生を自分で切り開き、無理だと思うようなこともしっかりと苦労しながらも進んでいく姿に、この映画が多くの方々、幅広い世代に愛されている意味が理解できます。
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