世界でも大流行したポケモンGOはなぜこんなにもヒットしたのか?
このゲームが配信されるようになって、株式市場にも強い影響を及ぼし、各国でポケモンGOのニュースが報道されるようになりました。
ただ新しいポケモンのゲームが配信されたのではなく、ポケモンGOという大ヒットが社会現象となったのです。
任天堂はその他のゲーム機などに押され停滞気味といわれてきた企業です。
しかし任天堂株はこのポケモンGOによって一気に急騰、史上最高値も夢ではないといわせるほどになったのです。
ポケモンについては子供たち世代に絶大なる人気を誇るマンガ、アニメですが、これがゲーム化されてからというもの、カードゲームからずっと継続的な人気を誇っています。
多くのお子さんたちが長きにわたりポケモンに夢中になり、兄弟全員がポケモンができるゲームを欲しがった・・・というのも記憶に新しいというおやごさんも多いでしょう。
クリスマスの時期などになるとポケモン関連商品があっという間になくなり、インターネット、また街のおもちゃ屋さんをくまなく探すお父さんの姿もよく見たものです。
任天堂とポケモンは子供たちの世界では不動のもので、いつでも流行を作り出してきたのです。
しかしなぜ、このポケモンGOが全世界大ヒット、子どもも大人も夢中になり時に問題になるほど大人気、大流行、社会現象となったのでしょうか。
ポケモンそのものにあった収集と交換というヒント
1996年ゲームボーイのソフトとして登場したポケモンは瞬く間にヒットし、派生商品等も大ヒットとなりました。
小さいお子さんはポケモンのぬいぐるみを欲しがりましたし、カードゲームにアーケードゲーム等、とにかく様々なものに利用されていきます。
このポケモンのゲームが登場したころから、実はポケモンGOがヒットする要因がすでにあったのです。
それは、収集、そして交換というキーワードです。
カードゲームなどもそうですが、カードを収集し出来るだけ多くのポケモンを集めてゲームを有利に進める必要があります。
収集したものがかぶればお友達と交換もできる、これがゲームの中でも早い段階から利用され、通信して交換するということができるようになっていました。
映画などでもヒットを飛ばし、ゲームでも収集と交換を行うという人対人でのゲームができる、つながる楽しさを持っていたものが、スマホというモバイルに参戦したことによってより高い意味をもって輝き始めたのです。
スマホで移動しながら現実世界に架空で存在するポケモンをみつける喜び
ピカチュウが本当にいれば楽しいのに・・・と子供たちは映画を見ながら、アニメを見ながら、空想して楽しんでいたという所もあると思いますが、ポケモンGOはこの夢に思っていた出来事が仮想空間の中とはいっても、実際に体験できるというすごさを持っています。
自分の暮らす世界、今カメラで写っているお店の中、公園、砂浜、色々なところにポケモンが登場するのです。
それを探して見つけて、レアものをゲットできた時の喜びは、ただ収集、交換していた時とまた違う興奮があったのだと推察できます。
子供だけではなく大人が夢中になったこのポケモンGOは、スマホをもって移動する、常にスマホと一心同体となっている人にこそ、中毒性をさらに高めるもので、現代人の修正をよく考慮したうえで作られたゲームだからこそ、世界中に受け入れられヒットしたのだと思います。
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